断捨離→不要品処分


最近、よく耳にする断捨離なかなかやろうと思ってするにも「体力」も「時間」もかかるもの。ミニマリストには憧れるが、物がないのは不安に感じる方も多いかと思われます。

 

しかし、断捨離の効果は絶大です。そのことについて行ってみよう!

生き生きとした男性

断捨離は人生に影響

断捨離はただやみくもに物を捨てるのではなく、人生の整理整頓をするのです。

元々、ヨガの「断行」「捨行」「離行」という執着を手放すための3つの考え方を、日常的な片づけにも反映させたことで断捨離が生まれました。不要な物に執着せず、不要な物を増やさず、不要な物を捨てる。

 

時間的・経済的・精神的、断捨離

断捨離によって得られるのは、「家がすっきり片づく」「持ち物が減る」といった効果だけではありません。断捨離によって期待できる、時間的・経済的・精神的な効果があります。

時間的な効果

社会人が探し物をする時間は、1年のうちおよそ150時間にもなるといわれています。日本人は一生のうち、平均で7万5,322分間、つまり約52日間もなくし物を探すために時間を使っていることになります。

ペンや手帳、日用品などの身の回りの物から、書類や鍵、財布といった重要な物まで、探し物をしているときは意識していませんが、実は私たちは日頃から探し物という行為に大きな時間を浪費してしまっているのです。たぶん私はそれ以上・・・

持ち物が多いほど、探すための時間も増えてしまいます。断捨離を通して、自宅の中や職場のデスク周りを整理整頓できれば、このような無意識のうちに積み重ねている時間の無駄や労力を、大きく軽減させることにつながります。

経済的な効果

たくさんの物を捨てるとなると、ある程度の時間や手間がかかるものです。しかし、断捨離に成功すれば、持ち物を減らしてきれいな状態をキープしようという思考が働いて、無駄な買い物や収集の防止につながります。断捨離は、節約効果も期待できます

精神的な効果

断捨離では、あらゆる持ち物に対して、必要な物と不要な物を判断していきます。この分類は、自分の仕事や生活、将来などと結びつけて考えることになります。今の自分の持ち物を整理することで、自分を見つめ直す機会にもなる。

 

ごみを捨てる男性の写真

一度に全部片づけない

いきなりすべての荷物を片づけようとはせず、「今日はクローゼットだけで、次回はキッチンをやる」など、一部分からスタートしてみましょう。

一度に家中の荷物を断捨離しようとすると、途中で挫折してしまう原因になりかねません。断捨離は、予想以上に時間も体力も奪われますので、休日や空き時間を利用して、一部分を少しずつ片づけることをおすすめします。

最終的には家中すべてをきれいにしたいと考えている場合も、何回かに分けて整理を進めましょう。

片づける場所を限定してから取りかかれば、少しずつでも確実に物を減らすことができる上、家中が物で散らかってしまうこともありません。

ごみ捨てのイラスト

断捨離前に適正量を見極める

断捨離を始める前に、自宅に置ける物の適正量を把握することも大切です。1シーズンで必要な衣類の数や、棚に収まる食器類はどれくらいなのかといったことを考えてみましょう。

物をどれくらい残せるのかは、自宅の広さや収納スペースによって異なります。物を置く十分なスペースがあるとしても、自分が管理できる物のキャパシティを踏まえて、適正な量の荷物を残すようにしてください。

また、「収納スペースいっぱいの広さは使いたくない」といった場合は、あらかじめ収納ボックスを用意して、入る分だけしか残さないというルールを作る手もあります。収納ボックスを用意してから整理をスタートすれば、どれだけ減らせばいいかイメージしやすくなります。

断捨離をした後は、常に収納ボックスに収まるよう意識することで、買いすぎの防止にもつながるでしょう。

断捨離手順

1. 物は「必要」「不要」「保留」の3つに分類する

場所が決まって、残すべき物の量が把握できたら、本格的に断捨離です。「必要な物」「不要な物」「保留する物」のいずれかに、荷物を分類していきます。

ここでのポイントは、「保留」の選択肢を残しておくこと。その場で判断に迷ったときは、日を置いてからあらためて必要か不要かを考えてみましょう。捨てるかどうかを悩んでいるうちに時間が経つことを防げますし、慎重に判断することで、「やっぱり捨てなければ良かった」という、断捨離による失敗を減らすことができます。

ただし、保留にした物をいつまでも放置すると、なかなか片づきません。「◯日までに判断できなかったら処分しよう」というように、ある程度、期間を決めておくといいです。

2. 使用頻度別に片づける

分類をした必要な物は、新たに収納をしていきます。よく使う物は取り出しやすい場所に置くなど、使う頻度別に分けて収納することをおすすめします。収納しきれなかった物は、処分できないか再度検討するようにします。

取り出しやすさを考えずに収納すると、必要なときにスムーズに物を取り出せなかったり、再び収納し直すことになったりと、手間がかかります。

3. セットで使う物はグループ別に整理する

必要に分類した物を整理整頓する際には、物のグループ別にまとめて片づける。

例えば、「アイロンとアイロン台」「掃除用具」「洗濯グッズ」など、セットで使用する物ごとにまとめておけば、使うときに探す手間が省けるからです。

ただ物を減らすだけでなく、使い勝手の良い空間となるよう、整理することがポイントです。

 

トラックに処分品が載っているイラスト

断捨離を進めて、家も心もすっきりさせよう

 

自分にとって本当に必要な物だけがある、使い勝手のいい空間で暮らせるよう、断捨離を進めてみてはいかがでしょうか?

処分の際は、わたくし承っておりますのでお任せください。